新庁舎建設工事の着工から、4か月余りが経過しました。今回は、現場レポート第1弾として、これまでの工事の進ちょく状況について報告します。
■工事仮囲い(平成30年5月)
工事の着手に先立ち、建設現場の周囲に、高さ3m以上の安全仮囲いを設置しました。
仮囲いは、防音タイプを採用しており、周囲への安全確保とともに、工事騒音の低減などに効果があります。
また、この仮囲いには、新庁舎の完成パースや岐阜市の観光写真を掲示するとともに、壁面緑化を設置するなど、新庁舎や市のイメージアップに努めています。
■掘削工事(平成30年5月~9月)
建物の基礎を施工するための掘削を行いました。 今夏は、猛暑や大雨といった厳しい気象状況にありましたが、バックホウと呼ばれる建設重機を複数台使用し、約34,000立方メートル(25mプール約100面に相当)の土を掘削しました。
■基礎工事(平成30年8月~継続中)
掘削が完了した部分から、基礎工事を開始しています。
建物の基礎は、縁の下の力持ちともいえる、建物を支える非常に重要な部分であり、精度の高い施工に努めています。
■井戸工事(平成30年5月~8月)
新庁舎は、本市の特色である豊富で良質な地下水を、空調システムやトイレの洗浄水、屋外散水などに活用し、環境負荷の低減に努める計画としています。
地下水を汲み上げるため、建物の周囲に、深さ30mの井戸を4本設置しました。
■工事用クレーン
現在、工事資材の吊り上げや移動作業を、クローラークレーンと呼ばれる大きな自走式クレーン1台によって行っています。今後、最大高さが約90mとなるタワークレーンを1台、クローラークレーンをもう1台追加設置し、計3台のクレーンで施工していきます。
事業への市民参画として、施工者である大日本JVにより、この3台のクレーンの愛称を、地元の岐阜小学校の児童の皆さんから募集しました。愛称には、本市に暮らすすべての人々、とりわけ、未来を担う子ども達の「願い」を、お互いが「支え合い」「助け合う」ことで叶えていくというメッセージが込められています。
今後も、2021年の開庁を目指し、着実に工事を進めていきます。
問合せ:新庁舎建設課【電話】214-6558