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災害から命を守る(1)

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岐阜県岐阜市

災害における被害を最小化する減災のためには、自分の身は自分で守る「自助」が肝心です。災害時にどのように自分の身を守るかを知っておきましょう。災害発生時に取るべき行動や、普段の備えとしてできることを紹介します。

◆「岐阜市総合防災安心読本」で確認
平成28年3月に各世帯へ配布した「岐阜市総合防災安心読本」や市ホームページで、各種ハザードマップや指定緊急避難場所・指定避難所の位置をご覧になれます。「岐阜市総合防災安心読本」は、都市防災部や市民課、各事務所で無料で配布しています。

◆災害時
災害発生時には、まず落ち着いて行動することに心がけましょう。自分の身を守るためにも、正しい情報を迅速に入手し、危険が迫る前に早めの避難に努めましょう。

1.状況に応じた避難行動をとる
■台風・大雨の時には…
平成30年7月豪雨では、岐阜市に初めて特別警報が発令され、長良橋の陸閘(りっこう)を14年ぶりに閉鎖する状況となりました。これからの台風シーズンに向け、風水害時の避難のポイントについて確認しておきましょう。

○洪水・土砂災害などの危険が迫る前に早めの避難
避難勧告などの避難に関する情報は、各世帯の家族構成や地形、降雨状況が異なるためすべての世帯に最適なタイミングで発令することが困難です。雨の降り方によっては、避難に関する情報が出されるよりも前に自主的に避難することが必要です。危険を感じたら無理をして避難場所に向かうのではなく自宅2階など家の中の安全な場所に移動しましょう。「危険を察知して自分の命を守る行動をとる能力」を身に付けることが大切です。

■地震の時には…
(1)大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を聞いたら…
・テーブルや机の下に隠れる
・頭を座布団やクッションで保護して、揺れが収まるのを待つ
(2)揺れが収まったら…
・すぐに火の始末をして、ドアや窓を開けて、避難口を確保
・靴やスリッパを履く非常持出品を用意
・テレビやラジオなどで情報を収集 ・余震に注意、周囲の様子を確認
(3)避難する時は…
・ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る
・あらかじめ決めておいた場所へ避難する
○隣近所の安全を確認
地域の高齢者や障がいのある人、子どもたちの安否確認、救助・救護や消火活動を行いましょう。隣近所で助け合うことで、災害に強い地域になります。平常時から声を掛けあい、顔の見える関係をつくりましょう。

2.正しい情報を入手する
■避難情報の種類
風水害や土砂災害の危険が迫っている時に、避難情報を発令します。それぞれが状況に合わせて、安全な場所への避難に努めましょう。

○避難所の開設順序について
風水害時に、避難勧告などを発令する際は原則、
(1)各地域の地区公民館
(2)小学校(小学校のない地域は中学校など)
(3)中学校やコミュニティセンターの順で開設。
※開設状況は市ホーム―ページで公表します。

■避難情報の入手方法
信頼できる情報源から正しい情報を入手しましょう。災害発生直後は悪質なデマなど誤った情報が流布されることがあります。情報を正しく判断し、冷静に対応しましょう。市は、次の手段で情報を発信します。

○市内471か所の防災行政無線(屋外スピーカー)
◇放送内容が聞き取れなかった時は…
防災行政無線テレフォンサービス ※24時間以内の放送内容が確認できます
【電話】0800-200-6931(通話無料)、【電話】058-267-5010(通話料有料)
○FMわっち(シティエフエムぎふ/78.5MHz)での災害時緊急割り込み放送
○岐阜市気象・災害情報等メール配信サービス
配信内容:
(1)市に発表された特別警報、警報、注意報などの気象情報
(2)緊急地震速報
(3)避難情報(避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)など)
(4)災害情報(被災状況や避難所の開設状況など)
(5)国民保護情報など
登録方法:
携帯電話やスマートフォンで、QRコード(R)を読み取り空メールを送信するか、「【E-mail】gifucity@sg-m.jp」あてに空メールを送信してください。登録用ページの案内が返信されるので、必要な情報などの登録を行ってください。
緊急速報メール:
災害発生時、市内にいるNTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話をお持ちの人に、一斉に災害・避難情報を配信。使用料は無料です。

岐阜市ホームページ:「岐阜市 防災」で検索

       

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