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新庁舎建設ダイジェスト (3)

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岐阜県岐阜市

新庁舎建設事業は、本体工事の着工から約3か月が経過しました。 近日中に掘削作業が完了し、建物の基礎工事に着手します。工事の進ちょく状況は、施工業者のホームページにて、毎日、定点カメラによる映像を更新していますので、ぜひご覧ください。 さて、まもなく「防災の日」(9月1日)です。そこで、今号と次号の2回にわたり、強固な災害対応拠点となる新庁舎の防災機能を詳しく紹介します。
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■「安心の拠点」~いかなるときも、市民の皆さんが頼りにできる庁舎~
近年、全国各地で地震や風水害、土砂災害といった大規模災害が頻発しています。本市においても、南海トラフ巨大地震の発生が危惧されており、今後30年以内の発生確率は「約70%から80%」と予測されています。そのため、新庁舎は、いかなる災害に対しても、災害対応や復旧・復興活動の司令塔となるよう、高度な防災機能を整備します。

■新庁舎の主な防災機能
(1)地震対策
大規模地震の際も建物を継続して使用できるよう、地震の揺れを抑制する基礎免震構造を採用し、一般建築物の1.5倍の耐震性能を確保します。
(2)防災関連部署の集約
迅速かつ効率的に災害対応を行うため、庁舎6階を「防災フロア」とし、常設の「災害対策本部室」を整備するとともに、関連部署を集約します。
(3)水害・浸水対策
長良川の氾濫や集中豪雨が発生しても水損しないよう、庁舎8階に庁舎機能の維持に必要な発電機室などの基幹設備を集約します。また、1階の床レベルを周囲より1m以上かさ上げするほか、免震層に排水装置を設置します。
(4)ライフライン対策
災害により、ライフラインが停止する事態に備えて、3日分の非常用電源や飲料水を確保します。
(5)緊急救助活動スペース
災害時の救助活動や救援物資の受け入れのため、屋上階に緊急救助用スペース(ホバリングスペース)を設けます。
(6)一時帰宅困難者対策や災害窓口
庁舎1階の市民交流スペースなどを一時帰宅困難者の受け入れスペースとして活用するほか、り災証明の発行など、災害窓口のスペースを設けます。

◎次回(広報ぎふ9月1日号)は、新庁舎の防災機能をさらに高めるため、立体駐車場と「みんなの広場 カオカオ」などに備える防災機能について紹介する予定です。また、引き続き、市民の皆さんのご意見をお待ちしております。

■~未来につなぐあなたの想い~新庁舎建設事業に係る寄附を募集しています
返礼など:
・オリジナルの感謝状、お礼状の贈呈
・新庁舎に芳名板を設置し末永く顕彰
・庁舎建設史への掲載
・市外在住の方には、市ゆかりの特産品
パンフレット配布場所:
・本庁舎、南庁舎、ぎふメディアコスモス
・各事務所(7か所)、各コミュニティセンター(8か所)ほか主要な公共施設
※市ホームページからもダウンロード可
詳しくは…「岐阜市新庁舎寄附」検索

問合せ:新庁舎開庁準備課(【電話】214-2673・【FAX】262-0512・【E-mail】shinchosha-kai@city.gifu.gifu.jp)

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

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