■40歳~74歳の人が対象!特定健診は生活習慣病予防の第1歩
最近お腹まわりが気になるはじめさんが保健センターに相談に行きました。
はじめさん:40歳過ぎた頃から、ズボンのサイズが合わなくて買い替えたり、家族からも「太った?」と言われるようになりました。でも、体調は変わらないですよ。
保健師:はじめさんのような“お腹ぽっこり”の内臓脂肪型肥満は糖尿病などの生活習慣病を発症する原因となります。生活習慣病の初期は自覚症状がほとんどないのですよ。
はじめさん:お腹まわりが出ているということは気をつけなくちゃいけないサインなのですね。
保健師:下のグラフからは、岐阜市国民健康保険の特定健診を受けた2人にひとりは糖尿病の兆候をみるHbA1c、収縮期血圧(一般的に上の血圧)、脂質異常の兆候をみるLDLコレステロールが基準値から外れています。この状態に内臓脂肪型肥満が加わると心臓病や脳卒中の原因となるんですよ。
はじめさん:もしかすると僕は知らないうちに病気になって、それが進行しているかもしれないのですね。
保健師:生活習慣病の芽は、血液検査のある特定健診を受けると見つけることができます。
はじめさん:そういうことなら、今年は特定健診を受けてみようかな。
保健師:岐阜市国民健康保険の特定健診は、約8千円の検査が自己負担金800円で受けられます。年に一度は特定健診で身体のメンテナンスをしましょう。
問合せ:国保・年金課【電話】214-2083