新庁舎建設事業は、本体工事の着工から約2か月が経過し、現在は建物の基礎工事に向けた掘削作業を行っています。施工業者のホームページで、定点カメラで撮影した工事現場の様子を日々更新するとともに、作業員による現場レポートなども紹介しています。
さて、連載第2回となる今号は、新庁舎の建物と配置について紹介します。
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■計画概要
計画地:司町40-1ほか/敷地面積:20,398平方メートル
●新庁舎
新庁舎は、当初の計画より南側に寄せ、さらに、中高層部をスリムな形状にして東側へ寄せて配置します。これにより、ぎふメディアコスモスなどからの圧迫感を解消し、青空が見える開放的な空間を創出するとともに、施設の日照を確保します。
延べ面積:39,504平方メートル
構造:鉄骨造、基礎免震構造
規模:地上18階(高さ84.45m)
●立体駐車場
障がい者や高齢者、子ども連れの人に配慮して、27台分のハートフル駐車場を設置するとともに、市民の皆さんの利便性を高める、多目的トイレやエレベーター、庁舎まで雨に濡れずに移動できる渡り廊下などを整備します。
延べ面積:17,138平方メートル
構造:プレキャストコンクリート(PC)造、耐震構造
規模:地上5階(高さ24.85m)
駐車台数:432台(一般381台・ハートフル27台・その他〈公用車・観光バスなど〉)
●外構
「みんなの広場カオカオ」を現在の1.7倍に拡張し、より大きなにぎわいの拠点として充実を図ります。
面積:10,784平方メートル(うちみんなの広場カオカオ4,270平方メートル)
附帯設備:防災設備(ガスバルクタンク、非常用電源設備、テント足場など)ほか
■フロア構成
市民の皆さんの利便性を高めるため、来庁者の多い低層階に各種手続きの窓口や利便施設を集約します。また、議会と一般事務部門は中高層階に配置することとし、業務効率を高めるため、業務上関連の深い部署を2フロア単位で集約します。
1~3階:市民が利用する頻度の高い窓口部署や利便施設を集約します。
4階:議会部門を配置し低層階と近接することで、市民が議会へ訪れやすくします。
5階:市長室やプレスルームなどを配置します。
6~7階:常設の災害対策本部室をはじめ、危機管理部門を集約します。
8階:大規模災害に備え、新庁舎の設備機器を集約します。
9~10:階財政・企画・政策部門を配置し、政策立案機能を集約します。
11~12階:内部管理部門や行政委員会を配置し、内部統制機能を集約します。
13~18階:さまざまな事業部門を、業務内容ごとに分散し、効率的に配置します
◎次回(広報ぎふ8月15日号)は、新庁舎の防災機能についてご紹介する予定です。また、引き続き、市民の皆さんのご意見をお待ちしております。
★新庁舎建設事業に係る寄附を募集しています★
◆返礼など
・オリジナルの感謝状、お礼状の贈呈
・新庁舎に芳名板を設置し末永く顕彰
・庁舎建設史への掲載・市外在住の方には、市ゆかりの特産品
※物品のご寄附について
新庁舎の物品は、不特定多数の皆さんにご利用いただく関係上、安全性や快適性に加え、意匠の統一性などを考慮し設置します。そのため、ご厚意には感謝いたしますが、一般家庭で不要となった家具などは、原則受け入れをお断りさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いします。
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問合せ:新庁舎開庁準備課(【電話】214-2673・【FAX】262-0512・【E-mail】shinchosha-kai@city.gifu.gifu.jp)