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Pepper(ペッパー)を活用したプログラミング教育

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岐阜県岐阜市

5年先行く教育をめざす岐阜市は、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)が発展していく社会に子どもたちが積極的に関わりその力を発揮できるようにするため、国が進めている「プログラミング教育」を全国に先駆けて導入し、実践を進めています。ソフトバンクグループの社会貢献プログラムに参加し、人型ロボット「Pepper」273台を導入、さまざまな場面で活用しています。

★プログラミング授業での活用
・総合的な学習の時間や教科の授業で活用。パソコンを使ってプログラミングを行い、Pepperを自在に動かすことを学んでいます。
・クラブ・部活動では、興味・関心が高い仲間でより複雑なプログラミングを行っています。

★プログラミング体験会での活用
・コミュニティスクールの地域の行事などで活用しています。地域に住む高齢者に学校紹介を行ったり、発表会を実施して学習成果を披露しました。
・ぎふメディアコスモス、科学館などで体験会を開催しています。中学生が授業で学んだことを生かして、小学生にプログラミング技術をアドバイスするなど活躍しています。

★「プログラミングコンテストinぎふ」の開催
岐阜市内でPepperを導入している小・中学校を対象とした岐阜大会を昨年12月に開催。プログラミング制作に取り組んだ努力や成果を互いに認め、励まし合うことで、プログラミングの学びに向かう力を育む目的で実施しました。Pepperを導入している全39の小・中学校が予選コンテストにエントリーし、小学生・中学生・部活の3部門でそれぞれ審査を実施。予選コンテストを突破した15校が、ぎふメディアコスモスで開催された決勝大会に出場。決勝を勝ち抜いた最優秀校3校(梅林小学校、加納中学校、青山中学校)が、2月に行われる全国大会への切符を手にしました。

◇小学生部門 梅林小学校
図書館・読書の活性化に役立つPepper
Pepperが図書館の案内役となって、「学年」や「読みたいジャンル」を質問。それに答えると、Pepperがおすすめの本をディスプレイに表示し、本の所在を案内してくれます。

◇中学生部門 加納中学校
県外・国外から来た人に役立つPepper
Pepperが岐阜駅のバス停で案内役となって、「対応言語」や「行きたい岐阜市の観光地」を質問。それに答えると、Pepperが観光地の案内をし、その観光地に行くためのバス停の案内をディスプレイで表示してくれます。

◇部活部門 青山中学校
地域の児童館に集まる人を笑顔にするPepper
児童館に集まる子どもたちに、Pepperが有名人の物まねを声と動きで行い、クイズを出題。ユーモアを交えてヒントを出し、ディスプレイなどを利用して正解するまでやりとりが行われます。

Pepperの導入をきっかけに、さまざまなプログラミングに挑戦している学校もあります。
今後も、授業や地域活動の中で、プログラミングを学んだ成果が発揮されることを期待しています。

問合せ: 教育研究所 【電話】241-2114

       

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