■建設委員会
(1)新潟県新潟市(10月29日)=日本海東北自動車道「新潟東スマートインターチェンジ」整備効果検証結果について
新潟市では、市内4箇所目となる新潟東スマートインターチェンジを平成28年3月に整備しました。
当該スマートインターチェンジは、平成29年10月に利用交通量が100万台に到達するなど多くの方々に利用されています。
また、地域の観光や産業の活性化並びに救急医療施設へのアクセス向上などの多面的な整備効果が現れており、スマートインターチェンジの必要性を感じることができました。
(2)群馬県前橋市(10月30日)=UIJターン若者就職奨励金について
前橋市では、将来にわたり労働力を確保することを目的に、群馬県外から前橋市内に転入、就職した40歳未満の若者およびその若者を雇用した市内中小企業者に対し平成28年度から奨励金を交付しています。
また、高校生を対象に市内中小企業の情報を発信し、将来のUターン就職を考えてもらうイベントである「ミライバシ2018~前橋の未来への架け橋~」を開催していました。
多くの若者に地元へ就職してもらうためのこれらの取り組みは大いに参考になるものでした。
(3)群馬県高崎市(10月31日)=空き家緊急総合対策について
高崎市では、年々増加する空き家への総合的な対策として、平成26年6月から空き家緊急総合対策事業を行っています。
当該事業には、空き家の管理、老朽危険空き家の解体および空き家の活用を支援する助成制度があり、特に、解体費用の一部を助成する制度は、補助率および補助限度額が手厚く、これまで多くの方々に利用されています。
老朽化した空き家の除去と利用可能な空き家の活用を同時に進める総合的な取り組みは、高崎市の特色ある施策として大変参考になりました。
■文教委員会
(1)青森県八戸市(10月23日)=八戸ポータルミュージアムについて
八戸市では、市民交流・観光交流の拠点となる複合施設として八戸ポータルミュージアムを設置し、展示や貸館事業のほか、八戸市出身のアーティストや地元商店街と連携した自主事業を数多く実施しており、地域の文化・芸術の振興のみならず、中心市街地における歩行者の増加、商店街の空き店舗の減少など、まちなかの回遊性やにぎわいの向上に効果を上げていました。
本市においても、平成27年に図書館などを含む複合施設であるぎふメディアコスモスが開館し、今年度、累計来館者数が400万人を突破したところですが、このにぎわいを柳ケ瀬地域や岐阜駅周辺に波及させることが重要であり、八戸ポータルミュージアムの取り組みは大変参考になりました。
(2)宮城県仙台市(10月24日)=仙台子ども体験プラザについて
仙台市では、小中学校におけるキャリア教育のさらなる充実のため、体験型学習施設である仙台子ども体験プラザを運営しています。施設内には、地元企業を初めとする民間企業の協力のもと小さな街が再現され、子どもたちはこの街で働いたり、家計を管理するといったプログラムを実践することにより、社会の仕組みや経済の働きを体験的に学習するなど、社会人として必要な勤労観や職業観を養っていました。
文部科学省が公表した次期学習指導要領の改訂案においても、キャリア教育の充実が重視されており、本市が新たな施策を検討する上で大変参考になりました。
問合せ:議事調査課
【電話】214-6237