アニサキスとは、体長約2～3cm、半透明白色の寄生虫で、サバ・アジ・イカ・イワシ・サンマなどに寄生します。アニサキス幼虫が寄生している魚介類を生または加熱が不十分な状態で食べると、食中毒(アニサキス症)を起こす場合があります。激しい腹痛のほか、吐き気やおう吐などを伴うこともあります。近年、多く発生しているので注意してください。
●予防方法
・加熱する。60℃では1分、70℃以上では瞬時に死滅する。
・冷凍する。マイナス20℃で24時間以上冷凍すると感染しない。
・新鮮な魚介類を購入し、速やかに内臓を取り除く。内臓を生で食べない。幼虫は魚介類の内臓に寄生するため、鮮度が落ちると内臓から筋肉 (身の部分) に移動する。
・目視で確認して、アニサキス幼虫がいたら取り除く。※塩、わさび、酢などを使用しても、一般的な料理で使う程度の量や濃度ではアニサキス幼虫は死滅しません。

問合せ：保健所食品衛生課TEL 252-7194