●10月は臓器移植普及推進月間
「臓器移植」 は、病気や事故などで臓器が機能しなくなった人に、他者の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療です。善意による臓器の提供がなければ成り立たず、臓器を提供する人とその家族の理解・協力が不可欠です。
現在、日本で臓器の提供を待っている人はおよそ1万3千人いますが、実際に移植を受けられる人はわずか2%です。臓器提供について、一人ひとりが家族と話し合い、意思表示しておくことが大切です。本人の意思が不明な場合、家族の承諾があれば臓器提供はできますが、もしもの時に家族が判断に迷わないためにも、自分の意思は表示しておきましょう。
意思表示は 「臓器提供意思表示カード」 のほか、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードの意思表示欄に示すことができます。また、インターネットでも登録できます。詳しくは (公社) 日本臓器移植ネットワークのホームページをご覧ください。
問合せ:保健所地域保健課TEL/252-7191